日本には、世界でも指折りの優れた鉄道網があります。はじめての旅でも、いちばん移動しやすい手段です。このガイドでは、実際に出会う列車の種類、主要区間の所要時間、駅で何日も無駄にしないルートの組み方を解説します。
知っておきたい列車の種類
新幹線は、大都市を結ぶ高速鉄道網です。東京〜大阪を結ぶ幹線には3種類の列車があり、その違いが大切です。
- のぞみ:最速で、停車駅がもっとも少ない列車。多くの旅行者が利用します。
- ひかり:やや遅く、停車駅が少し多い列車。
- こだま:すべての駅に停まる列車。沿線の小さな町に行くときだけ便利です。
新幹線以外では、特急列車が地方路線を担っています。知っておきたいのは、空港から東京都心へ向かう成田エクスプレスと、名古屋から日本アルプスの高山へ向かう「ひだ」の2つです。
主要区間の所要時間
各ルートの最速の直通列車で、私たちが確認した最短所要時間です。
- 東京〜京都:2時間7分
- 東京〜大阪:2時間21分
- 大阪〜京都:13分(新大阪から)
- 大阪〜広島:1時間20分
- 京都〜広島:1時間36分
- 東京〜広島:3時間47分
- 東京〜福岡:4時間52分
- 東京〜金沢:2時間24分
- 東京〜仙台:1時間30分
- 成田空港〜東京駅:53分
時刻は曜日や列車によって変わります。予約の際は、ご利用日の最新の時刻表をご確認ください。
ジャパン・レール・パス:まず計算を
訪日旅行者向けのこのパスは、ひかり、こだま、さくらなど大半の新幹線に使えますが、最速のサービスであるのぞみとみずほは対象外です。パスの価格は近年変わっているため、元が取れると思い込まず、ご自分のルートで個別の切符を合計して比べましょう。東京・京都・大阪の間にとどまる旅なら、単発の切符のほうがお得なことが多いです。
指定席、荷物、そして「富士山側」の席
- ゴールデンウィークや夏休み、桜のシーズンなど混み合う時期は、指定席が安心です。
- 3辺の合計が160〜250cmのスーツケースは、特大荷物スペースつきの指定席の予約が必要です。
- 東京から京都・大阪へ向かうなら、右側の窓側席(E席)で、天気がよければ富士山が見えるかもしれません。
- 大阪では、新幹線は大阪駅ではなく新大阪駅に停まります。JR京都線で1駅で、大阪駅へ行けます。
列車で巡る10日間のルート
- 1〜4日目:東京。成田エクスプレスで到着(東京駅まで53分)。
- 5〜7日目:京都。東京からのぞみで2時間7分。
- 8日目:大阪。京都から新幹線でわずか13分。
- 9日目:広島と宮島。大阪から1時間20分。
- 10日目:新幹線で東京へ戻る(3時間47分)。
どこから始める?
主な2〜3都市を決め、その間の実際の所要時間を確認し、長い区間から先に予約しましょう。WoW Trainなら、日本のほぼ200組の都市間について、所要時間と列車の種類を数秒で調べられます。